遺品を整えている女性

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もともとは遺族が行っていた遺品整理

遺品整理という言葉は、今やひとつのサービスとして認識されていますが、もともとは遺族の手で行われていたものです。葬儀が済み、落ち着いた頃に、形見分けの機会として家族や親族によって遺品整理は行われていました。しかし、時代の流れとともに、親族とは離れ単身で集合住宅に住むという方が増加し、遺族が臨終に駆けつけることや遺品の整理を行うということが難しくなっていったのです。このような時代背景のもと、遺品整理業というサービスが次第に注目を集め、普及していくこととなります。 当初は便利屋・何でも屋としてのイメージが強かった遺品整理業ですが、近年では亡くなられた方や遺族の思いをかなえるための仕事としてのイメージを強く打ち出しています。遺品整理士として遺品の取り扱いに関する認定資格が誕生したのもそうした流れのひとつです。

生前から遺品の整理を行うサービス

遺品整理は遺族による依頼だけではありません。最近では終活ブームの一環として、生前、自らの遺品となる品々の整理を依頼するという方が増えています。 生前整理の特徴は、元気なうちに自分の目で遺したいものと処分するものを分けるという点です。自分の意思が反映されるほか、遺族に自分の思いとともに託すことができるのが大きなメリットとなっています。また、遺族にとっても、本人が元気なうちにある程度自宅の整理をしておいてくれるということは、亡くなられた後の対応が簡略化されるというメリットがあるのです。終活ブームが長引く日本では、今後もこうした生前整理のニーズが高まるといわれています。具体的には、遺品整理業を専業とする業者でも依頼が可能ですが、自宅の不用品整理などを請け負うリサイクルショップや不用品回収業者に依頼するという方法もあります。

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